【GOOD TIME outdoorsからのコメント】
ソロでの湯沸かしにちょうど良い容量と、軽量性・堅牢性・使いやすさのバランスが魅力のチタンマグです。
高さのあるシンプルな筒型形状は、アルコールストーブや固形燃料など炎が立ち上がりやすい状況でも扱いやすく、安心して使えるサイズ感。フリーズドライやカップラーメン1食分のお湯を沸かすのにも丁度良い容量です。
取っ手は立ち上げた状態で固定できるため持ちやすく、中の状態を確認しやすいのも嬉しいポイント。また三角形状のハンドルは、焚き火などで手を出しづらい場面でも、枝やスポークなどを使って挙げ下げしやすい設計になっています。
装飾を削ぎ落としたシンプルなデザインも魅力で、合理性だけではなく「なぜか使いたくなる」山の道具に仕上がっています。
詳しくはBLOGでもご紹介しています。ぜひそちらもご覧ください。
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Introduction
Mountain Laurel Designsの『Titanium Mug 475ml』を手に入れたのは、2013年6月のことでした。
当時は、海外のギアがこれほど簡単に手に入る時代ではなく、Mountain Laurel Designsのサイトから個人輸入で購入するには少し勇気が必要でした。ドキドキしながら注文し、届いた箱を開けた瞬間のことは、今でも鮮明に記憶しています。
手にしたそれは、これまで使っていたチタンマグとはまったく異なっていました。ハンドルもフタもなく、まるで「器」そのもののように、潔く削ぎ落とされたデザイン。正直なところ、最初は「本当にこれで大丈夫なのか?」という不安もありました。しかし、その不安を吹き飛ばしてくれたのは、山での使用感でした。
その軽さとコンパクトさ、さらに取っ手がないことで生まれる独特の佇まい。余計なものがないため、手に持ったときの感触がダイレクトに伝わり、気づけば他のチタンマグでは物足りなく感じるようになっていました。特に475mlという容量は、飲み物を淹れるのにも、ちょっとした調理をするのにも絶妙で、いつの間にかこればかりを使うようになっていました。
あれから10年以上が経ち、さまざまなギアを試してきましたが、僕にとって「ちょうどいい」と感じるサイズは、やはりあの頃から変わらず475ml前後です。多すぎず、少なすぎないこのサイズは、ソロで山に入る際の道具として、僕にとって最も信頼できる「定番のサイズ感」でした。
そのため、RIDGE MOUNTAIN GEARが用意したチタンマグは、僕の経験を基に450mlの容量を選びました。
Spec
素材 : チタニウム
サイズ : 高さ95mm×奥行き80mm(本体のみ)
容量 : 450㎖
重量 : 約69g(本体、蓋込み)
生産国 : 中国
Usage Example
お湯を沸かすというシンプルな行為が、使う道具によって驚くほど豊かな時間に変わることがあります。
静かな森の朝。鳥のさえずりや風の音に耳を傾けながら、アルコールストーブの小さく揺れる炎を見つめています。ボコボコと静かにお湯が沸き立つのを待つ時間は、気持ちが自然と落ち着いていくような、そんなひとときです。
固形燃料の魅力は、その“ゆるさ”にあります。火をつけたら、あとはただ待つだけ。風がそよぐ中で、耳を澄ませて「ジリジリ」と燃える音を聞いたり、のんびりと座って火がゆっくりとお湯を沸かす様子を眺めていると、時間が少しだけ緩やかに流れているように感じられます。
ガスストーブは本当に頼りになる存在です。山で冷たい風にさらされて体が冷え切ったときや、仲間と「早く温かい飲み物が飲みたい!」と思ったとき、その力強い炎が大いに役立ちます。短時間でしっかりとお湯が沸き、湯気が立ち上がる瞬間には、思わず「助かった!」と感じることでしょう。
450㎖という容量
【クッカー容量別の用途比較】
・300ml前後
非常に軽量かつコンパクトなクッカーですが、容量が限られているためフリーズドライ食品を戻すお湯(約160〜200ml)やコーヒー1杯分を沸かすのが精一杯。インスタント麺や調理系の食事をするにはやや不足します。
・450ml前後
ソロのハイキングシーンでは特に使いやすい容量。フリーズドライ食品やカップラーメン1食分のお湯(約300〜400ml)をしっかりと沸かすことが可能です。麺を鍋で直接調理するには難しいものの、湯戻し中心の食事であれば十分対応できます。余計な容量を削った分、軽量・コンパクトになるメリットもあります。
・550〜600ml前後
インスタントラーメンなどを直接クッカーで調理できるギリギリのサイズです。湯戻しはもちろん、少量の調理をすることも可能ですが、容量が大きくなる分、重量や収納面で多少かさばります。
・700〜800ml前後
インスタントラーメンやパスタの茹で調理などにも十分対応できるサイズ。ただし、ソロの湯沸かし中心の食事スタイルにはやや大きく、軽量性やコンパクトさでは450mlに比べると劣ります。
【ハイキングで必要なお湯の量の目安】
・フリーズドライ食品(アルファ米など) 1食分に必要なお湯の量は約160〜200mlが一般的。450ml容量であれば、1食分をまかなった上で余裕があります。
・カップラーメン(標準サイズ) 約300mlのお湯が必要です。450mlであれば充分な湯量が確保できます。
・インスタントコーヒー・紅茶 一杯あたり約160〜200ml。450mlであれば、コーヒーを淹れて少し余裕があるサイズです。
【軽量性と携帯性のメリット】
450mlという容量は、軽量でコンパクトなパッキングを重視するハイカーに最適なサイズです。
容量が少ない分、クッカー自体の素材量が少なくなるため、重量が軽くなります。実際に多くの450mlクラスのチタンクッカーは、50g前後という非常に軽い重量を実現しています。
またサイズが小さくなることで、パッキング時に余分なスペースを取らず、バックパック内で効率よく収納することができます。他のクッカーやカップなどとスタッキングするにも程よい大きさであり、パッキング全体のバランスが良くなります。
山を軽快に歩きたいハイカーにとって、軽さとコンパクトさを両立できるこの450mlというサイズは、魅力的な選択肢になるはずです。
【450mlクッカーが最適となるシチュエーション】
・日帰りや短時間のハイキング 荷物を極力軽量・コンパクトにしたい時、450mlの容量は湯沸かし調理に十分で、無駄のないサイズ感です。
・ソロでの湯沸かし中心の食事スタイル フリーズドライ食品やカップラーメン、お茶やコーヒーなど、1人分のシンプルな食事や飲み物に必要な量のお湯を一度で用意できます。
・休憩時など、手軽にお湯を沸かして楽しみたいシーン 素早く沸かし、気軽にコーヒーやスープを楽しむのに丁度良い容量。山頂や短時間の休憩に、手軽に使えるサイズ感です。
以上のことを踏まえると、450mlという容量はハイキングにおいて最もバランスのとれたサイズだと言えます。
フリーズドライ食品やカップラーメン、コーヒーなどを一度に調理できる最低限の容量を確保しつつ、軽量性・コンパクトさという面でも高いメリットを発揮します。日帰りやソロの短時間ハイキングにおいては、これ以上の容量が必要になる場面はほとんどなく、結果的にもっとも使い回しが効く、汎用性に優れたクッカーのサイズだと言えるでしょう。
Stuff Sackが付属します
メッシュ素材のスタッフサックが付属いたします。
シンプルを、もっと使いやすく。
ハンドルが無いタイプのクッカーだからこそ、ちょっとした工夫が、使いやすさをぐっと引き上げてくれます。
たとえば、市販のシリコンバンドをクッカーの側面に装着する場合。
シリコンバンドは熱が伝わりにくいため、火にかけた後でも素手でつかみやすくなります。さらに、滑り止めの役割も果たすので、安定して持ちやすくなるのもポイントです。
もうひとつの方法が、リフターの使用。
クッカーの縁をしっかりと挟み込み、安定して持ち上げられるので、火から下ろすときや、熱々のスープやお湯を注ぐときにとても便利です。
ハンドルが無いことで、より軽量でコンパクトになった『Titanium Mug 450』。
だからこそ、そのシンプルさに自分なりの使い方をプラスすることで、さらに快適で、自分にフィットした道具になっていく。
工夫する楽しさと、使いこなす心地よさ。
そんな魅力も、このクッカーの良さのひとつだと僕は思っています。
※シリコンバンドおよびリフターは本製品には付属しません。
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